建築製品

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開先付き異形棒鋼NewJ-BAR

開先付き異形棒鋼NewJ-BAR

異形棒鋼のフレア溶接は、節があるため欠陥発生の可能性が極めて高い溶接法と言えます。一方、(一社)日本鋼構造協会の溶接開先基準に適合するJ開先を持つJ-BARは、この課題を解消し、溶接部の健全性を著しく向上させます。

強度区分は、降伏点が390N/㎜2のWSD390と、490N/㎜2のWSD490の2種です。化学成分は溶接性向上のため炭素当量を抑制し、機械的性質も降伏比を80%以下とするなど、高い品質となっています。

特にWSD490は溶接に適した異形棒鋼として、国交大臣より溶接の基準強度F値490N/㎜2が我が国で唯一指定されています。

高強度せん断補強筋 ウルボン1275

高強度せん断補強筋 ウルボン1275

鉄筋コンクリート構造物においては、せん断耐力の確保が重要になります。ネツレンでは、異形PC鋼棒“ウルボン”をせん断補強筋として使用する技術を開発し、昭和60年3月に建設大臣の認定を取得しました。高い降伏強度を有するウルボンは、一次設計時における許容応力度をSD材(異形棒鋼)の2倍(=585N/mm2)、終局耐力式においては4倍(=1275N/mm2)の設計応力とすることができます。せん断設計上の優位性ばかりではなく、多くの部材実験により靭性性能等が確認されております。